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健之くん応援委員会

“奇跡のクリスタルボイス”─作家・五木寛之氏が命名!─「金沢望郷歌」でデビューした 歌手の松原健之さんを応援するブログです。         健之(たけし)くんの歌声を もっともっと 沢山の人に聴いて欲しいとの願いをこめて!

夕暮れ時のさびしさに♪

11日の健之くんのブログ「気ままに気まぐれ日記」の写真は素敵でしたね~。池の水面に散ったいっぱいの桜の花びらが、まるで花筏(いかだ)のようです。桜の花は、ついつい頭の上の枝々に付くたわわな花を見上げる一方で、足元や水辺に散る、はかない花びらの行方へは意識が行きかねておりましたが、たけしくんは見事に、「散りゆく桜」を撮ってくださいました。

私はたけしくんのブログの1枚の写真から、ふと古代から伝わる曲水の宴とか、また、なぜか
「・・からくれなゐに水くくるとは」という古今集の和歌を思い浮かべたりしておりました。
上流から杯が流れて来る間に、和歌を作って披露するという、風流な曲水の宴はともかくとして、普通はモミジの葉の美しさを詠んだ、「ちはやぶる 神代も聞かず竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」を思い出すのもちょっと可笑しいようですが、この季節、水に浮かぶのをモミジの代わりに、桜の花びらに読み替えてもいいんじゃないかな と思ったのです。
川に浮かんだ紅葉の葉の紅(くれない)が、まるで水をくくり染め(絞り染め)にしているようだ、というのがこの歌の趣旨ならば、今の季節に、可憐な桜の花びらをびっしり敷きつめたような、川や池の水面も又、美しいピンクの色に染め付けられているかのように見えて来ます。
たけしくんのブログの写真を見て、改めて気づきました。

思えば、この歌の作者・在原業平は、六歌仙の一人にして、当時のイケメン男性の代表格です。そうしたところは、たけしくんにそっくりではないでしょうか?

そして業平の有名な歌の中には、まさに今の季節を詠んだ、皆様よく御存じの「世の中に 絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」というのもあります。遠く平安の人の思いを綴った和歌の心が、そのまま現代の私達にも通じてしまうところが、芸術の素晴らしさですね~。


今年の都心の桜は、昨日から今日をもって、見頃のピークを過ぎました。これより北の地方ではまだまだこれからたっぷり、花を楽しまれることでしょうが、東京地方では一応この辺で、今日咲くか、明日満開か、いつお花見に、どこへ行ったら一番綺麗だろう~などと、昔日、業平の詠じた如くに、我々も盛んに気を揉むこともなくなります。たけしくんがブログでおっしゃっていたように、ちょっと寂しい気もしますが・・。
願わくば、来年もまた元気で桜の花に会えますようにと、祈った夕暮れでした。



   菱田春草作 在原業平☆
     <菱田春草 画 業平

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